セブにチェリーをささげた博士
チェリーボーイ
と言っても 今の若い人はわかるのだろうか?
話題の博士は セブに来た時は
チェリー君だった
楽しいセブライフを夢見て
渡セブしたのに
セブに来て
いきなり詐欺師に 騙され連行され
悪いことをしたわけでもないのに
警察に何度も連行され
ろくなことがない セブライフ
ここは いっちょ挽回せねばならない
エンジョイせなあきまへん
セブでエンジョイすると言えば
ナイトライフしかない!!
と大将は勝手に思っている
KTVに行く博士
日本人男性が 一般のPちゃんと知り合う機会は
ナンパでもしないと なかなかない
まあまずは 誰しもが通る道
KTVで プロPちゃんと知り合うことになる
かくいう大将も 全く英語も現地語も喋れない頃
お約束のKTVへ行って
知らないうちに 彼女ができて
知らないうちに その子と別れてしまっていた
後になって(ある程度言語が分かるようになってから)
そうだったのかーと気付いた ほろ苦い経験があるw
しかし博士は 英語を喋れるし
当時は30代前半で P国で絶対にモテる条件がある
ここは チェリーを卒業する
絶好のチャンス
まわりの エロオヤジ達のススメもあり
博士もまた ご多分に漏れず
K町という 老舗KTVでPちゃんと出会う
しかし K町には歴戦の猛者、手練れが多数在籍する
おっさんODA回収ボックスの本拠地でもある
彼女が手練れかどうかはわからないが
何回か通ううちに お互い打ち解け
デートを重ね
お付き合いしようかと言うところまでイッタ
でかしたぞ!!博士!!
これで チェリー卒業だ!!
機は熟した
博士は彼女にお付き合いをしよう! と切り出した
が
彼女から返ってきた言葉は
「私と付き合いスルハ 4万ペソクダサイ」
人のいい博士は
ああ この子はきっとお金に困ってんだな
でも そんなにはお金を用意できないダカラ
1万ペソだけ 渡そう
愛があるから 彼女もわかってくれるはずだ
と解釈した
そして博士は
某レストランで彼女と待ち合わせをし
お金のことは お付き合いしながら
追々話していこうと
1万ペソだけ テーブルの上に置いた
すると彼女は
にこやかな表情から 鬼のような形相に変わり
これっぽっちじゃ全然足りんわ!!!
とブチ切れし
1万ペソを鷲掴みして帰っていったw
呆然と見送る博士
1万ペソをロストした上に
お付き合いもできないという
これも 特殊詐欺に引っかかったと言っていいだろう
ラーメン屋にて
幾度か KTVで惨敗した博士
しばらくKTVはいいやと
近所の某ラーメン屋に通うようになる
このラーメン屋は軽く飲めるし おつまみあるし
なかなかいい感じのラーメン屋さんだ
何回か通ううちに
店員とも顔見知りになったある日
一人のウエイトレスから
YOUカッコいいデスネ と連絡先を聞かれた博士
やったぜ!!博士!!
逆ナンじゃん!!
今度こそ チェリー卒業だ!!
そしてまた 連絡を取り合うようになり
これは お付き合いできるかな
というところまでいったらしいが
これもまた お金を要求されてしまい
失望を隠せない博士
このほかにも
何人かの素人と思われるPちゃんと出会うが
ほぼ同じパターンが繰り返された
結局金かよ‥‥
セブには プロと素人の境界線がないのか?
セブには 真実の愛はないのか?
俺のチェリー卒業はいつになるんだ?
失望の博士
なんやかんや言ーても 世の中お金ですよ
と世知辛さを知ってる 私のようなオヤジは別だが
若い頃から 勉強をずーーーっとしてきて
育ちのいい 遊び慣れてない博士にとって
度重なる 金銭要求案件に
人間不信の一歩手前状態
私の経営する寿司屋のカウンターで
博士の愚痴を聞いていたら
セブ屈指のチャラ男 セブのKING氏(日本人)が
その話を聞いていて
何~博士~
そんなんやったら はよゆーて❤
なんぼでも女の子紹介するのに~
チャラチャラっと KING氏が
ホンマもんの素人Pちゃんを紹介してくれた
紹介してもらった子は
何度か店に来てくれて 知ってるけど
ホンマにええ子
よかったなー博士 って感じだった
で
二人は結ばれ
晴れて チェリー卒業となった
かろうじて
魔法使いになるのを免れた博士
卒業式を勝手に開催して
皆で乾杯したのを記憶している
今までの経緯を知っている
常連さんや友人たちは ホンマに良かったなー
幸せになりなはれー
とハッピーエンドで終わると思っていた
だ
が
詳しくは書けないが 知人の妨害工作遭い
彼女が博士に強い不信感を持ってしまって
早い段階で 破局してしまうのだった
何にも悪いことをしていないのに
外的要因により破局してしまうとは
とことん ついてない博士
てか
不幸を呼び寄せている気すらしてくるw
チェリーは卒業したものの
詐欺られ 金取られ
裏切られ
私が最後に博士を見た時は
完全に魂の抜けた 抜け殻状態になっていたw
このあたりから
私は日本とスペインの仕事が忙しくなり
その後パンデミックになり
博士とは疎遠になっていきました
で
パンデミックが終わりかけのころ
博士と奇跡の再会をする大将であった
次は最終章
ほなまた
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いやぁ、最終章が待ち遠しいですw
再開した時には逞しい博士になっていたとかwww
逞しくなると それはもう博士じゃないw
次回 お楽しみに