タイで飲食店(水商売)を開業する日本人が最初に知っておくべき心構え

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〜手続き・スピード・考え方の違い〜

タイで飲食店を開業したい
最近はロングステイや移住をきっかけに、そう考える日本人も増えています

ただ、日本での感覚のまま来ると、ほぼ確実にストレスが溜まります
これは能力や準備不足の問題ではなく
**「国が違う=前提が違う」**というだけの話です

これは起業する人に限らず
タイに駐在員として勤務する人にも同じことが言えると思います

今回は
・飲食店開業に関わる手続き
・日本との違い
・タイでやってはいけない心構え
を実体験ベースで整理します

タイで飲食店を開業する際の主な手続き(概要)

まず、ざっくりと必要になるものです

  • 会社設立(外国人の場合ほぼ必須)
  • ビジネスビザ(Bビザ)・労働許可証(ワークパーミット)
  • 店舗賃貸契約
  • 営業許可(自治体)
  • 食品関連の許可(保健所系)
  • 酒類販売をする場合は別途許可
  • 看板・内装・消防関連の確認

ここまでは日本と大枠は似ています。
問題は「中身」と「進み方」です

日本と違い、手続きは基本的に遅い

これは最初に理解しておくべきポイントです。

  • 今日申請しておきます → 明日中に申請できていれば上等
  • 〇日で終わると言われた → 実際は数週間後
  • 「来週できる」 → 来週になっても「まだ」

これは普通です
悪気は全くありません

タイでは
「急いでいる=相手も急ぐ」
ではありません

時の流れはとてもゆったりで
せかせかしてない国民性です

もっと言うと
「てきぱき」「きびきび」と仕事をするのは日本人だけかもしれません

日本のように

  • 締切意識
  • 全体最適
  • 前倒し処理

という意識は
基本的に存在しないと思った方が楽です

言っていることが最初と違うのはよくある

これもほぼ確実に起こります

  • 最初は「この書類だけでOK」と言われた
  • 途中で「やっぱりこれも必要」と言われる
  • 別の担当に変わったら話がひっくり返る

日本人の感覚だと
「じゃあ最初の説明は何だったんだ?」
となりますが、それを言っても全く意味はありません

理由はシンプルで、

  • 担当者ごとに理解度が違う
  • ルールを「厳密に把握していない」人も多い
  • 過去の事例ベースで話している

つまり、**悪意ではなく“普通”**です

しかし、ここで絶対にやってはいけないこと

怒ること

これは一番やってはいけません。

  • 声を荒げる
  • 理詰めで詰める
  • 「話が違うじゃないか」と強く言う

これをやると

  • 相手のやる気が一気に下がる
  • 仕事がさらに遅くなる
  • 最悪、後回しにされる

メリットは一切ありません

タイでは
「感情的になる人=面倒な人」
という扱いをされがちです。

タイで必要なのは「正しさ」より「空気」

日本人はどうしても

  • ルール
  • 整合性

を重視します
もっと言うと ガイジンから見れば

日本人は 「ルール」「筋」「物事が予定通りに進む」ということに
異常なまでに執着します

でもタイでは

  • 今どうするか
  • 誰が担当か
  • その場の空気

の方が重要です。

多少話が違っても
「とりあえず わかりました」
と一旦受け止めて、
どう前に進めるかを考えた方が結果的に早い

心構えとして大切なこと

① 想定通りに進まないのが想定通り

遅れる・変わる・止まる
→ 想定内に入れておく

もっと言うと
予定通りに進むわけがない という感覚でいた方が良い

② 一発で完璧を求めない

何度も足を運ぶ前提で考える
ある意味 効率は考えない方が良い

③ 怒らず、笑顔で、淡々と

「笑顔」は最強の武器です
竹中直人氏の必殺「笑いながら怒る人」です

とりあえず笑顔で対応
アンガーコントロールしましょう

④ 現地の経験者を頼る

自分一人で全部理解しようとしない
ただし 頼る相手を間違えないようにする

最後に:タイで飲食店や水商売をやるということ

タイでの飲食店開業は、
日本より簡単でもあり、難しくもある気がする

制度は緩い
でも進み方は雑で遅い

ここを
「いい加減だ」
と捉えるか、
「そういう国だ」
と受け入れるかで、結果は大きく変わります

「怒らず」「焦らず」「諦めず」
この3つを守れる人は
タイでの飲食店経営に向いているんじゃないかと
私は考えます

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