連行される博士
いかさまポーカーだとわかって
その裏を読み 勝ち続けた博士
詐欺師のおっさんとおばちゃんは
「あれっ??こんなはずじゃない
軽くカモって 10万ペソ程巻き上げて
一丁上がりで
いてこましたろーと 思ってたのに
なんでこの日本人は
こんなにゲームが強いんじゃ??
腹立つーーーー」
と思っていただろう
博士も博士で ある程度のところで止めて
ドロンすりゃええのに
勝ち続けてしまう 大人げない仕打ち
勝ちは ン十万ペソになっていたらしい
カモってやろうと思っていた相手に
ぼろくそに負けてしまった詐欺師
そうでなくても プライドの高いP人
ガラスのプライドは パリンパリンだったろう
コテンパンにやられた 詐欺師おっさんは
博士にこう提案する
「もっと大きい勝負をしたいダカラ 俺は大きいお金を用意する
ダカラYOUも お金があるのを見せろ!!」
いやいやいや
なんやねん!!そのロジックはwww
お前はアホか と私なら言ってしまいそうだが
博愛の博士は「ええでー 見せたるわー」
とアクセプトする
素晴らしすぎます
連行される博士
そして 博士は詐欺師グループに
博士が借りている部屋まで連行されたのだった
連行される車内では 詐欺師のおっさんから
「俺は友達にシンガポールの〇フィアがいる」
など お約束のセリフで
博士を脅してきたらしいw
部屋に入ると 有り金を全部見せろと言われ
金庫にあった 現金を見せると
詐欺師のおっさんは
「これは明日ゲームをする時まで預かる」
とまた 訳のわからんことを言われ
現金を没収されてしまった
幸い 怪我などはなく解放されたが
33万ペソ持っていかれてしまった
翌日 詐欺グループに連絡するも
用事があるとか トラブルがあるとか言い訳をされ
はぐらかされて 数日過ぎた
これはあきまへん!
博士は日本領事館に連絡した
領事館からは「警察の方に被害届を出してください」
との返答
まあ 現地での犯罪は 現地の警察に届けるのが筋
博士は最寄りの警察署に被害届を出しに行った
被害届に応じた警官曰く
自分たちが追っているヤマらしい
その警官は調書を取ろうとするのだが
どうも要領を得ない
何回も同じことを聞くし
書いている文章を見ると 支離滅裂だったらしい
P国は英語圏と言われてるし
公式文書も英語なんだけど
まともに理解している 公務員はほぼいないし
基本 この国のポリスはポンコツなんで
まともに調書を取るのは厳しいし
取れたとしても ものすごーーーく時間がかかる
業を煮やした博士は
良かったら 僕が調書を書こうかと提案w
そんなんあかんやろ!!
と我々日本人は思ってしまうが P国では問題ない
とても人のいい博士は
(多分早く帰りたかったんだろうと思う)
事件のすべての経緯を 完璧に調書にし
担当の警官に手渡した
ついでに 告訴状も書いたんだとかw
おそらく 警察署始まって以来の完璧な調書が提出された
と 私は確信している
で
博士は警察を後にする
後日 博士の調書をもとに
警察が犯行現場に踏み込んだが もぬけの殻
まあ そりゃそうだろう
P人もそこまで馬鹿じゃない
犯人は見つからないだろーな 涙
しかし 事態は思わぬ展開になる
次回は
「また連行される博士」
ほなまた
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