トランプ詐欺と博士

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博士がセブに来た 2014年頃
セブでは「トランプ詐欺」が横行していた

語学留学生や旅行者が
お約束のように かかってしまうトラップ

在フィリピン・セブ日本領事館からは
再三 注意喚起がなされていたし

トランプ詐欺に遭った人が 私のところへ相談に来て
30回以上 話を聞いた記憶がある


どんな手口かというと

ショッピングセンターを歩いていると
ニホンゴを喋る フィリピン人おばちゃんに話しかけられる

SMやアヤラといった
大型のショッピングモールが定番だ

そして

いろんなパターンで そのおばちゃんの自宅に招かれる

・今度娘が日本に行くから いろいろ話を聞かせてほしい
・漫画、アニメ大好き 日本の文化を教えてほしい

などなど いろんな理由をつけて
自宅で食事をしようと誘われる

おばちゃんに言われるまま
「国際交流イエーーイ!!」とウキウキでついていく

食事をしながら 楽しい会話で
和気あいあいの雰囲気になる

そして トランプをしよう! となって
いかさまポーカーなどでカモられ

持ち金や 酷いときには
ATMまで連れていかれ 根こそぎやられる

という 詐欺が横行していた 
(たぶん 今もあると思う)



私が思うに この手の詐欺に引っかかる人って

海外経験が浅い人
旅行気分で浮かれている人
海外の世知辛さを知らない人
危険察知レーダーが鈍い人

だが

海外経験のある博士も ご多分に漏れず
セブ到着3日目に 見事にビンゴしたという話

博士はL.A.とノルウェーで 海外生活は経験済み
免疫はできているはずだ

しかも 英語はペラペラ
いろんな災いを回避できるはず

のはずだが……

詐欺手口

その日博士は 楽しいセブ暮らしをイメージしながら
セブ市の高級ショッピングモール「アヤラ」で買い物をしていた

そこへ お約束の詐欺おばちゃん登場
会話が弾み おばちゃんの家に行くことになった

その時 博士はセブでトランプ詐欺が横行しているという
インフォメーションをゲットしていなかった

”フィリピン人ってなんて気さくでいい人なんだ
これからの生活が楽しみだ

でも知らない人の家に行くのは ちょっとリスキーだけど
英語喋れるし まあ何とか乗り切れるでしょ❤”

と思ったそうだw

そんなこんなで
おばちゃんの家に行き 楽しく食事をしていた

宴もたけなわ


おばちゃんから

「親戚がウォータフロントホテルで
 カジノで負けたから 昨日の分を取り返したい

 と言っているので
 うちでポーカーをすることになった」

と切り出された
(ウォーターフロントはカジノがあるホテル)

まさか自分が参加させられるとは思っていない博士

いいんじゃない ってな感じで
適当に返事をしていたら

しばらくすると 詐欺師の親戚おっさんが登場し
詐欺師おばちゃんと 役者は揃った

ポーカーゲームが始まり
そのうち博士もやろうよ と誘われる

博士は頑なに断っていたが
半ば強引に ポーカーゲームに参加させられてしまった


ゲームをやっていくうちに
異変に気づく博士

どうも おっちゃんとおばちゃんの手元がおかしいw

トランプマジックを得意とする博士は
イカサマをやってるのを見抜いてしまった

イカサマとわかったのなら 帰ればいいのに
そのままゲームを続行する博士

相手の手口は 手に取るようにわかる博士
手加減なしで一人ボロ勝ちする 

大人気ない博士w

だんだん 不穏な空気になっていくテーブル

怪訝そうな 詐欺おっさんが
イラっとしてるのを丸出しで

博士に こう切り出した



続く……



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トランプ詐欺と博士” に対して2件のコメントがあります。

  1. Hamrey より:

    大将、お久しぶり~…

     お恥ずかしながらその手の詐欺に引っ掛かっていました… (今から39年ほど前)

     そして手口は殆ど同じだが、キッカケが違うくらい・・・

     被害は15万円(当時は7500P)くらいだったが、何と銀行預金(5千Pくらい)をしていたので、その後の滞在(1週間)には支障はなかった・・・

     昨夜も”詐欺サイト”から電話が有りまして、日本でもウカウカしていられません!!!

    1. Taisho より:

      ご無沙汰してます!
      気を付けておくんなまし

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